今日、臓器移植法改正が衆議院で可決されましたね。
今回可決されたA案は、患者が脳死と判断された際、
本人が生前に拒否の意思を示していなければ家族の同意によって年齢に関係なく臓器の摘出ができる…というものだそうです。
聞くところによると、このA案がアメリカあたりの制度に最も近いとかなんとか?
参議院が残っているだとか解散だとか、このままこの内容で決まるかどうかはまだ怪しいそうですが、
仮にこのまま進めば、これまでの日本の法律では不可能だった15歳以下の臓器移植が日本国内で可能になるわけですね。
街頭やインターネットで募金を募って、高額な渡航費用を捻出する必要もなくなります。
待ち望んでいた方も大勢いらっしゃるとは思いますが、逆の方々もいるわけで。
今日少し検索したりしてみたのですが、脳「死」とは言っても脳以外は完全に生きているわけで。
脊髄反射か何か、未だ開明されていなくとも体が動いたり、果てはちゃんと成長もするそうです。
回復の見込みが完全に否定されているわけではないので、
脳死を「死」と定義することを疑問視する声も多く根付いているのだそうですよ。
正直なことを言ってしまえば、今のところ自分はこの法改正に賛成です。
今日のニュースで聞いたのですが、アメリカで唯一外国人患者を受け入れている病院で臓器移植手術を受けようとした日本人患者に対して「前払いで4億円」を要求したそうです。
アメリカ国民でもない人間が横入りで優先的に手術を受けようと言うのです、話は納得できますがこの金額!
募金しようが国から援助を受けようが、一個人が到底払うことの出来ない金額。
悪い冗談のようです。
結局、この患者さんは亡くなってしまわれたそうで…
国内で移植手術が出来れば助かっていたかもしれませんね。
それと、使用できる臓器の問題。
移植元の人が亡くなってから移植しても機能を保てる臓器は、腎臓や角膜など限られているそうです。(Wikiより)
それ以外の臓器、例えば心臓を移植しようと思えば、その心臓は移植元の人が生きているうちに取り出さなければいけない…ということですね。
脳死=人間の死とした場合、他の臓器は正常に機能しているためドナーとしては問題がないわけです。
自らの命を投げうって、自分の体を必要としている誰かの命を助ける…
これは脳死した方だからこそできることですね。
脳死された方とその家族、ドナーを待つ患者とその家族、どちらにも唸るほどの事情と考えがあると思います。
人の死を定義するこの問題、将来的にどう帰結するのかとても気になります…
自分もいつその当事者になるかもわかりませんしね。
少し前、万能細胞を作り出すことに成功したとか、医療技術は日進月歩で進んでいます。
全てが丸く収まるような技術が完成するのを待ち焦がれちゃいます…
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